東海道53次走覇

バトルツアー東海道五十三次、ゴール!

エボルタくんが東海道五十三次を60日間で駆け抜け、京都三条大橋にみごとゴールした翌日、足かけ3年の歳月をかけて走ってきた市原隊がひっそりとゴールした。 最終日の行程はともに大津宿から京都三条大橋までの12km。 悪天候をおして進んだエボルタ隊に対…

エボルタくん「東海道五十三次」まもなくゴール。抜かれた・・

充電式乾電池で自走して東海道五十三次制覇を挑戦していたエボルタくんが、まもなく京都三条大橋のゴールを迎えようとしています。 ル・マンでのエボルタくんの挑戦は知っていたのですが、東海道五十三次をやっていることを知ったのは、今月のこと。 たまた…

最後の宿場「大津」へ(バトルツアー東海道五十三次)

【52】草津宿へ(滋賀県草津市) 近江富士を眺めながら進みます。 民家のなかに、迫力のある建物が見えてきました。 和中散本舗の重厚な建物。 農家のトラクターも走るのどかな道の曲がり角に茶屋がありました。 トウカイダーも歩いています。 草津の市街地…

近江路を西へ(バトルツアー東海道五十三次)

【51】石部宿へ(滋賀県湖南市) 野洲川を渡るには韓国(からくに)橋しかありませんので、いったん国道1号を歩きます。ちょうど国道もバイパスと旧道の分岐点になっていて、歩行者は大きな歩道橋を使います。川のむこうに見えているのは、近江富士でしょう…

五十三次も五十台へ突入(バトルツアー東海道五十三次)

【50】水口宿へ(滋賀県甲賀市) いよいよ東海道五十三次の徒歩旅も、50番目の宿場を迎えます。 鈴鹿峠を越えてからの近江路は平坦な田園地帯を抜けるおだやかな道がつづき、往時の面影もよく残されています。 国道1号から水口宿に入る県道への分岐。 旧街…

雨の土山(バトルツアー東海道五十三次)

【49】土山宿へ(滋賀県甲賀市) 鈴鹿峠を越えて近江路となります。 しばらくは高規格幹線道路の国道1号を下りますが、ところどころの脇道に雰囲気のよい集落が残っています。 このあたりは国道横断は危険なので、西へ向かう人はあらかじめ右側の歩道に渡っ…

鈴鹿峠越え(バトルツアー東海道五十三次)

【48】坂下宿へ(三重県亀山市) 情緒たっぷりの関宿をあとにして、西のハイライトはつづき、鈴鹿峠へ。 国道1号線はしばらくはだらだらとつづく勾配。ロードレーサーやオートバイがときどき通ります。 やがて国道を離れて旧道へ。里の雰囲気たっぷりの道。…

手痛い故障2発

【イタイ故障其の1】 キヤノンの純正レンズ故障。 陸上部に入った娘の初めての大会で撮影中、ズームのストッパーがきかなくなり、だらーんと伸びきった、なんともだらしないレンズになってしまいました。 ラバーのカスみたいのが、使うたびに、ちょろちょろ…

関宿(バトルツアー東海道五十三次)

【46】関宿へ(三重県亀山市) 亀山宿から鈴鹿峠方面に西に進みます。鉄道も亀山駅から先は無電化区間。 いよいよ東海道の西のハイライトエリアをめざします。 道には旧東海道を示す看板があるので、見落とさないように。でも徒歩以外だとちょっと難しそうで…

亀山宿(バトルツアー東海道五十三次)

【46】亀山宿へ(三重県亀山市) いきなりですが、現代の東海道徒歩旅は大きな交差点によって何度も阻まれます。川越えよりも交差点越えの方がたいへんだったりします。 一里塚を通りすぎます。宿場以外でも、このへんは雰囲気がある町並みがつづきますし、…

庄野宿(バトルツアー東海道五十三次)

【45】庄野宿へ(三重県鈴鹿市) 石薬師寺の境内を抜けてまもなく、JR関西線の下をくぐり、田園地帯のなかを抜けていきます。 へんぴな道ですが、旧街道を示す看板がていねいに案内してくれるので、徒歩であれば迷うことはないでしょう。チャリだと速すぎ…

四日市宿〜石薬師宿(バトルツアー東海道五十三次)

【44】石薬師宿へ(三重県鈴鹿市) 四日市を出て、近鉄線泊駅の先で国道1号といったん合流し、まもなく日永の追分で国道と別れます。 追分(おいわけ)というのは、分岐点という意味ですね。 日永の追分。左が国道。右が東海道旧道ルート。右を進んだら、す…

桑名宿〜四日市宿(バトルツアー東海道五十三次)

宮宿から七里の船旅を終えた江戸の旅人たちは、ここ桑名から上陸し伊勢路を進んだそうです。 陸路で名古屋市街地を抜けてきた私にとっても、心躍る伊勢路のはじまり。 往時の渡船のなごりを感じさせる水辺は、このあたりでしょうか。 【43】四日市宿へ(三重…

東海道53次終盤 ツール考察(2)デジタルカメラ

東海道を走りはじめたころは、ただ前に進むことばかり考えていたのですが、旧古と現代が織り混ざった不思議な道程にひたされつづけているうちに、進めばいいってもんでもないなあと思うようになりました。体の時計が、徒歩を基調とした振幅になってきている…

東海道53次終盤 ツール考察(1)ハンディナビ GARMIN社OREGON300

東海道53次を踏破するランニングも、残る宿場が4つとなりました。 序盤の東京や神奈川の区間はあまり見どころもないと思ったのと、気持ちが前へ前へと急いていたのとで、ただこなすだけという感じで探索&撮影もせずに走ってしまったのですが、街道をのんび…

岡崎宿〜桑名宿(バトルツアー東海道五十三次)

岡崎から名古屋を抜け、伊勢路(三重県)の桑名までのおよそ65kmは、ほとんどが市街地。クルマにもまれながらのハードな行程。 旧街道は道幅が狭いのに、抜け道としてスピードを緩めないクルマも多く、歩き旅人にとっては江戸時代以上に命がけかも。 大井川…

御油宿〜岡崎宿(バトルツアー東海道五十三次)

御油宿からつづく松並木に気をとられているうちに、すぐに赤坂宿に到着しました。 【36】赤坂宿へ(愛知県豊川市) 赤坂宿は広重の絵では、御油宿と同じく景観ではなく風俗がいきいきと描かれています。 いまだに宿として営業している大橋屋。 まさに街道情…

二川宿〜御油宿(バトルツアー東海道五十三次)

二川宿近辺のルートは浜名湖の湖西連峰がやわらかな稜線を新緑に染めて爽快でした。 吉田宿の手前にあやしい公園を見つけて休憩。 【34】吉田宿(愛知県豊橋市) 吉田宿は今の豊橋。 豊橋は新幹線も止まる地方都市。整然とした街並み。路面電車も通っていま…

見附宿〜二川宿(バトルツアー東海道五十三次)

東海道53次バトルランニングも浜名湖を越えて、愛知県に入ります。 見附宿(静岡県磐田市)から、ほどなく天竜川にさしかかります。 東岸に渡し場の痕跡を伝える石碑がありました。 現在の川越えは国道1号に付随した立派な歩道で。左隣に見える古い鉄橋の方…

掛川宿〜見附宿(バトルツアー東海道五十三次)

この日、進んだのは、静岡県掛川市(掛川宿)から磐田市(見附宿)にかけてのおよそ25kmです。 掛川の市街地を出てまもなく大田川を渡ります。 国道1号はバイパスとなっていて、このあたりは旧街道はほとんど裏道を行きます。やがて立派な松並木が。 袋井宿…

島田宿〜掛川宿(バトルツアー東海道五十三次)

箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川 いよいよ今回は「越すに越されぬ」の大井川越えです。 ギネスブックにも載っている世界一の木造橋である蓬莱橋もあります。牧ノ原台地の茶畑が対岸に広がり、美しい橋。地元のお茶農家の人も渡っているそうで…

府中宿〜島田宿(バトルツアー東海道五十三次)

府中宿は今の静岡市。 お城のある町はいい町です。気候もいいし。 まずは駿府城を横目に走ります。 そういえばこの石垣、地震で崩れたんですよね。もう修復されたのかな。 市街地を西に走ると、まもなく安倍川の鉄橋が見えてきます。 橋のたもとには、「あべ…

東海道五十三次ガイドブック

現在進行中の「バトルツアー東海道五十三イン」では、広重の絵となるべく同じ角度・位置から写真を撮るように心がけていたが、同じコンセプトで、すでに完璧にやり遂げている本があった。自分の撮った位置とか、けっこう甘いと気づいた。実際の写真と比較し…

街道ランニング対応バックパック

東海道五十三次ランニングの当初は、山走り用のハイドレーション(給水)システムつきのバックパックを使っていた。 OSPREY社のTALONシリーズはサイズが細かくラインナップされており(4リットル、5.5リットル、9リットル、11リットル、20リットル…

興津宿〜府中宿(バトルツアー東海道五十三次)

梅雨の晴れ間。例によって徹夜のまま、今回はクルマで出陣。 興津駅前駐車場にクルマを停めて午前6時ランニングスタート。 今回は府中宿(静岡駅前)までの18kmと短い市街地ステージ。見るべきところも少なそうだし、軽量ザックでスピードランニングで…

富士〜興津宿(バトルツアー東海道五十三次)

5月末、始発電車で富士駅をめざした。 しかし車中で貧血を起こし、トイレに駆け込んだところで気絶。覚醒したときは、ちょっとしたパニック。自分がどこで何をしているのか、というか、自分という認識も定かでなく、揺れに揺れる狭い個室。なぜか自分は護送…

沼津〜富士(バトルツアー東海道五十三次)

小田原から始発電車を乗り継ぎ沼津駅へ。さて今日は沼津から走りはじめる。 ●沼津宿(東海道五十三次 歌川広重) 清流狩川の河岸の道は今も健在。でもどぶ川なみ。 南口から狩野川沿いに出て、永代橋のたもとから西進。国道1号と海岸通りにはさまれた狭い生…

東京〜箱根を踏破(バトルツアー東海道五十三次)

5月24日。午前4時半の始発電車で戸塚に向かう。 東京から三島(静岡県)までの東海道で、やり残していた区間の「戸塚〜平塚」の22kmを攻略するためである。 予報は雨。実際の天気も雨。 旧東海道といっても、ほとんどは国道と市街地ランニング。 ではあ…

バトルツアー東海道53イン

東海道53次・旧街道ルート492kmを、ランニングで1年かけてちょっとずつ走破することにした。 酔っぱらって終電、途中駅で電車がなくなり、ビジネスバッグを持って権田坂を越えて始発が動きだすまで走ったり、東京駅で待ち合わせした高校の同窓生に会いにラ…