空撮デビュー(動画つき)

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会社から「空撮事業」テスト運用の許可が出た。
43歳にしてラジコンヘリ(マルチコプター)デビューである。

朝ドラ「あまちゃん」の、あの不思議なオープニング映像もマルチコプターによる撮影だとか。
実際の事業空撮には、操縦者登録や保険、警察の撮影許可などハードルは高い。
ラジコンは学生の時にエンジンカーで遊んだぐらいの経験しかない。とはいうものの、カメラも含めての機材一式が10万円程度になった今、やってみようということである。
会社に言われたのは、「まあ、遊んでみなはれ」という指示である。

空撮といっても動画の場合だと、ヘリの操作技術だけでなく、「ジンバル」というブレ防止とカメラ姿勢制御のスタビライザーが必要で、これが機体より高価だったりするので、まずは手がたいところでに静止画から。


機体はDJI社製のPHANTOMという4枚プロペラの電動マルチコプター。カメラは同機に標準搭載できるGOPRO HERO3シルバーエディション。

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なんせ何かを飛ばしたことがあるといえば紙飛行機ぐらいなので、不安はもちろんだったが、GPSとジャイロによる自動制御システムを搭載しており、何も操作しなければ同位置でホバリングしてくれるほか、万が一、電波や操作に問題があっても、離陸した場所に自動帰還してくれる機能もついている。

人のいない広場を探して10分×3本の離着陸練習。1回10分なのはバッテリー容量のため。標準装備の1本と予約特典でおまけしてもらった1本と、さらに追加で1本買ったので3本。
3本を充電するのに3時間ぐらいかかるから、1セット30分の練習となる。

意外なことにカンタンに飛ばせた。技術の進歩はすごい。中国製である。中国のテクノロジーに日本人が感激する時代が来たのだ。

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夕方に出直して、もう1セットの練習。
今度はカメラを搭載。
セルフタイマーを使い10秒ごとにシャッターを切る設定とし、離陸。

とりあえず真上に飛ばしただけだけど、カメラの角度とか分からないので、ローターが写り込んだり。飛行訓練を兼ねながら、少しずつセッティングをつめていくつもりである。
それにしても、ラジコンヘリなど触ったことがない人間が、モノが届いた初日から空撮までできてしまうのだから、すごい時代である。

機体:DJI社製PAHNTOM(ファントム)
カメラ:GOPRO HERO3シルバーエディション
送信機:フタバ社製TJ8


【GoPro NIPPON国内正規品】 GoPro HERO3 シルバーエディション[CHDHN-301-JP

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東海道本線を走る秋田新幹線を見た

ベランダで煙草を吸っていたら、伊豆方面から東海道本線を異形の列車が近づいてくるのが見えた。
呆然と眺めていたら、ニュースで出ていた秋田新幹線

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在来線の線路を新幹線??

じつは機関車が引っ張っていた。新品を移送中のようである。

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太平洋を背景に走る秋田新幹線の世にも珍しい写真を撮り損ねた。

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ぽっかり穴のあいた乙女心

小田原では祝祭の3日間が終わり、
のぼりや提灯で彩られ、法被、半纏姿の人々が練り歩いて国道も、
朝起きると日常の景色にもどっていた。

娘は窓の外を見て、ぽつり。
「1号線がふつうの道になっちゃった」

ぽっかり心に穴があいたような感じだと言っていた。

娘の友だちは、朝いちばん、家の外に出て、通りに渡された白いひもが残っていないか見てみたそうだ。
祭りのあいだ、神輿が通るところには、路地の奥にまでは白いひもが張り巡らされていた。

「ちょっと泣いちゃったよ」
 と思い切って告白した娘に、友だちも、うん、わたしも、と言った。


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2013年の初モノ


2013年、零下の海へ初出漁。狙いはサバ。
そして最初の獲物は、今まで1度も釣れたことのない「マサバ」
いつもは格下の「ゴマサバ」ばかりなので、ここの海域にはマサバはいないものとあきらめていた。
家に戻って捌いているときも気づかず、食べているときも気づかず、娘なんかは、
「これはもうシメサバとは呼べない」
と言う。
上質な脂で、食味も別格。
「同じ大きさのサバでも、エリートみたいなのっているんだなあ」などと思っていたら、そもそも種類が違っていたわけだ。上がマサバで下がゴマサバ。体長はほぼ同じの2尾だが、体高と脂のノリがずいぶん違う。