海水浴、のはずが海水プール

cippillo2005-08-24

 早朝、オルベアORCA号を小田原初出動させ、国道1号線を西進した。石橋山一夜城跡に向かう山道があったので入ってみたが、2kmほどのぼったところで通行止め。もどり、今度は国道1号旧道へ。オートバイでも一度も行ったことがない道。自転車でも見落としそうになった。いい感じでのぼっていったが、猿沢橋というところで雨足が強まり退却。
 小田原駅前にもどり、一方通行の多い駅周辺を探査。というのも、まもなく娘がワイフ方の祖父母とともに駅に降り立つことになっているので、クルマでお迎えができるように下見をしておくというわけである。前日から娘と祖父母は箱根の温泉で一泊していたが、あとで聞いたところによると、俺は自転車で彼らの宿の前を通っていたらしい。
 娘にとっては物件の下見をした5月以来、はじめての正式の入城となる。かなり気に入ったようだ。
 午後は娘と水着姿で道を歩いて海水浴場に行った。台風が近づいていて波が高く遊泳禁止だったので波打ちぎわで遊んだあとに、すぐ横に併設されている市営プールに行った。幼児用プール、子ども用50m長水路、大人用50m長水路の三つのプールがある。うちのベランダから見えるのは大人用のプールだと分かった。大人用ではおじさんがひとり平泳ぎをしているほかは、プールサイドにギャラリーが5、6人いるぐらい。とりあえず1500m泳いだが、はじめての屋外プール、はじめての長水路にちょっと戸惑った。おまけにプールのくせに海水だった。温水プール育ちの軟弱な意地を見せんとムキになって泳いでいたが、監視員がメガホンを手に「休憩時間でーす」と俺に言いつづけたのに一心不乱に泳ぎ切ってしまい、娘もそうとう恥ずかしかったそうだ。それを聞いた俺ももちろん恥ずかしかった。そしてふたりしてびちょびちょの水着のまま道を歩いて家に帰った。
「おとーさん、恥ずかしくない?」
「なにいうか、これぞオダワラ」
 ●チャリ走行20km
 ●スウィム1.5km
 ●マラソン4km