週末の小田原合宿:ルート試走

 週末は小田原で、チャリヒルクライム&フィッシングの合宿。
 ルート案のひとつのデータ取りのため、単騎試走。
 オルベアORCAにGPS装備、バックパックに釣り竿とルアー、そしてなぜか水泳用具を持って出立。
 以下、ポイントごとにレポート。


1、箱根旧道・・平日なのに紅葉狩りのハイカーおよびクルマ、バス比較的多し。といってもときどき通るぐらいだけどね。紅葉は昨年同時期と比べるとインパクトなし。まだなんだろうか?


2、芦ノ湖・・バスフィッシングのボート数艇。船外機とエレキを積んだ本格仕様の人が多い。岸よりに2艇、沖に2艇。おかっぱりは1名。しばし見ていたが、あまり釣れそうな気配なし。しかし、ここで釣りをすれば、最高の爽快感だろう。風が強くなければ。防寒具必要。


3、仙石原・・ススキが素晴らしい。開放感。ここははずせないなあ。


4、箱根裏街道(R138)・・今回のルートで紅葉はいちばんきれいだった。一ケ所、交通量のある、ちょっと長いトンネルあり。フラッシャー必須。


5、御殿場迂回の抜け道・・はじめて使った道だが、今回、イチバンよかった。ゴルフ場を抜け、のんびりと里山ライド。


6、足柄峠・・御殿場側からのヒルクライムははじめてだったが、けっこうきつかった。勾配は箱根旧街道なみといっていいが、ただし長さがないので、気合で乗り切れる範囲。峠頂上に茶屋あり。このあとは延々と緩い下りがつづくので距離をいっきに稼げる。


7、峠・・ほんとうに地名が「峠」なんです。最後の峠。交通量少なく、気持ちいい。坂はややきついが、長さはない。


8、震生湖・・本日は、なぜかへら師も少なかった。バサー1名。当方も30分ほど釣りしてみる。ちょっと釣れそうな気もしたけど、ショートバイトなのか根がかりなのか、よく分からないアタリ2回のみ。このあとは、海沿いの国道1号線までずーっとゆるい下り。もうゴールまで10キロだ。


9、鴨宮ダイドースポーツクラブ・・せっかくスウィミング用具を持ってきたので、1時間弱かけてゆっくり3000メートル泳ぎ、体をほぐす。汗がしょっぱい。温泉がわりにプール使うのはいけません。


10、小田原くもん・・娘から「くもん」にお迎えに来てコールが入り、最後の5キロはタイムアタック。トライアスロンパンツ(水泳もチャリも釣りも全部これ)にヘルメット・サングラス姿で教室に行ったのに、たまたま出てきた女の子は僕を見るなり、「まどかちゃーん、おとうさん!」。小学生のあいだで、まどかちゃんのお父さんはケイリン選手という噂があるらしいが、ほんとうか。ともあれ、無事、娘を確保。

<総括>
 距離:101km
 登坂高度:1995m
 所要時間(実走行時間):4時間33分
 コメント:交通量が少なく信号がない区間がほとんどなので、距離と登坂高度のわりには、無理な感じはない。出発時間を早めにとれば、ちょっとゆったり釣りをしても、じゅうぶん明るいうちに帰ってこれそうである。また、箱根越えで体力を使い果たした場合でも、ルート変更が容易。仙石原までがんばって、そこからまっすぐ小田原まで下り道というショートカットも可能。元気回復で震生湖まで行っても、往復でプラス40キロ程度。紅葉がやや不発なのが残念ですが、日曜日はぐっと気温が下がるらしいので、案外、ベストなタイミングになるかも。そしてなんといっても、ヒルクライマー垂涎の箱根旧道、足柄峠のダブル攻略の達成感は言葉には尽くしがたいでしょう。