大阪世界陸上モデルのシューズが届いた。
平塚まで銀行に行く用事があったので、これ幸いと新しいシューズで慣らし運転出発。
小田原〜平塚区間はちょうど箱根駅伝４区とほぼ同じコース22km。
往路はかつてない軽快さを保ったまま1時間31分でゴール。銀行で用事を済ませ、勢いにのったまま復路に突入。このままイッキに悲願のサブスリー達成か、という期待は甘く、25kmを越えたあたりからハムストリングス疲労によって腰と膝の位置が落ちはじめ、キロ4分40秒〜5分に失速・・30kmを越えると、体のクッションと伸びが完全になくなり、アゴを出してぺったんぱったん、キロ5分をかろうじて維持していたが、32km地点で各部ガタガタで大ブレーキ・・リタイヤして電車で帰った。
小田原駅から家まで1.5kmをだましだまし歩いてみるも、もはや歩くことさえきつい。これでは、まったくの失敗走り。
合計33.5km。サブスリーのゴールは遠い・・。
反省点。
キロ4分台で10km以上の距離を走ったのは、はじめての経験だった。しかもいきなり4分台前半。長い混迷を抜けて、ここのところチカラをつけてきました市の原関です、というような感じだったので、ちょっとうかれすぎていたかもしれない。前半の自重は必要か。しかし、このペースなら平塚がなんと近いことか！（今までは２時間かかっていた）
後半もペースを維持できる筋力がついていない。ハーフ以上の距離をある程度のスピードで走る経験を積んでおかないといけない。
前半はキロ5分弱ぐらいで抑え目に走ってもいいので、後半を4分20秒までちょっと上げるような、とにかく42kmをペースダウンせずに走り抜けるような経験を積む必要がある。
しかしシューズの裏を見たら、オートバイのタイヤでいうところの、
「皮むきというよりかは、ちょっと攻め込んじゃった感じね」
と妻が言うように、摩耗したゴムが溝のところでめくれあがっている。オートバイの皮むきで峠に行き、つい熱くなって、あ〜あ・・というタイヤのめくれによく似ている。あ〜あ・・。
