熊野入り(100kmウルトラマラソン前夜)

 ついに痔は完治せず・・風邪も引いたらしく、だめだめ気分で熊野入り。高校の友人、オオイくんのお誘いの大会でなければ、出発さえしなかったろう。
 しかしながら、久しぶりの紀伊半島。商用軽バンでの行程は楽しかった。
 高速道路の終点から大会会場の那智まで、120キロもワインディングを走らねばならない。昔、オートバイクで何度か走った心踊る道だ。
 オートバイクにシューズだけをくくりつけて、南紀まで身軽にウルトラマラソン遠征・・これぞネオジェネシス・バトルツアー。しかし今の体力では到底かなわぬ。もっともっと鍛錬を積まねば。
 選手用駐車場は無人駅のロータリー。駅前には温泉と、酒屋と、寿司屋しかない。
 ここで車中泊し、明朝午前4時の選手用バスでスタート会場の那智の滝に行く。
(写真:2003年の紀伊半島ツーリング「忘却国道十文字斬り」にて)

列島弾道バトルツアー
「紀伊半島・忘却国道十文字斬り」
 全国でトップレベルの忘却酷道、425号線(別称・死にGO線)の尾鷲〜御坊間の200kmを完全制覇し、紀伊半島を横断。その後、紀伊半島南端の潮岬(串本町)まで海沿いの42号線を南下。同地で一夜停泊ののち、翌朝早朝出立。第2セッション紀伊半島縦断は、もちろん酷道371号。ところどころ未開通で、林道突破の必要性ありの模様。371は途中から紀伊半島随一のナイスロード「高野龍神スカイライン」になるので、あえて良道を避け、R311にていったん東に走り、R168を経て、ひなびたR309にて紀伊半島縦断を続行。この国道は途中、「行者還林道」という修験者の林道区間がある。大阪府内に入った後は、今回のゴール地点であるR308暗峠をめざす。ここは有名な「石畳国道」である。われわれに許された時間は2日間。これはまさに弾道ラリーである。(バトルツアー告知サイトより)