二川宿〜御油宿(バトルツアー東海道五十三次)

 二川宿近辺のルートは浜名湖の湖西連峰がやわらかな稜線を新緑に染めて爽快でした。






 吉田宿の手前にあやしい公園を見つけて休憩。




【34】吉田宿(愛知県豊橋市
 吉田宿は今の豊橋
 豊橋は新幹線も止まる地方都市。整然とした街並み。路面電車も通っています。


 でも、町中を走る網の目のような道を注意深くたどると、ちゃんと東海道旧道の看板があります。一本道ではなく、何度も曲がるので、うっかり気を抜くとルートをはずれてしまいます。微妙にそこかしこに遺構が残されていたりします。

 このうなぎ屋さんは、じつは本陣だったそうです。

 宿場の入口にあたる冠木門。門限を過ぎると閉め出されたそうな。泣いた旅人いくしれず?

 豊橋というのは、橋の名前なんですね。

 上の写真と下の絵を見比べてみてください。背景の山が同じ形のように見えます。

 豊川にかかる豊橋の上から豊橋の町をのぞむ。


 豊橋を過ぎると古い街並みが出てきて、まもなく御油宿。

 この日は、「地図の読めない女」を自称するかよぼんがガイドにチャレンジしてます。


【35】御油宿
 御油宿は広重の絵が漫画みたいで愉快です。

 呼び込みの飯盛女(いいもりおんな)に荷物を引っ張られ、首がしまって苦しそうな旅のおじさん。苦しそうだけど、どこか本気でイヤそうでもない表情。


 絵とはちがって、今では御油は静かな町のたたずまい。特に800mにわたってつづく松並木は天然記念物にもなっています。




 松並木に茶屋があったので休憩。一服。





 ここ数年で、古木がけっこう倒れているそうです。
 年輪に歴史を振っている切り株がありました。これも立派な木だったのが、近年、倒壊したそうです。



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