さいきんの雲から(夏後半編)

 1か月あまり雨らしき雨を見ることができなかった2010年の夏。
 さすがにこいしくなった雨。
 やっと降ったと思ったら、小田原が全国ニュースになるほどの記録的豪雨。
 時間雨量50mm、連続降雨60mmでうちもすこし冠水し、もう少しでオートバイ置き場にも浸水するところでした。
 週末に実弟一家とキャンプ予定の丹沢では、驚異の時間雨量120mm。一ヶ月の雨が一時間で降る勢いの雨だそうです。
 地元の酒匂川が濁流となり、クルマが流され、人も中州にとりのこされて救助されるという事態に。
 スイマー仲間が酒匂川を管轄する消防署に勤めていますが、以前、飲み会のときに、ああなったら水の勢いがおさまるまで手が出せないのだと言っていました。確かにニュースの実況映像にでていた救助隊員も、しばらくはハンドマイクで声かけをしているだけでした。


 何かと思い出深くなりそうな2010年の夏でしたが、さいきんの雲から。


小田原ではありませんが、福島の空を、友人の宮さまが送ってくれました。天の恩寵を感じる、みごとな後光です。ケータイで撮影したそうです。


一方、8月30日PM6:05の小田原。
刷毛で掃いたような空。少し秋を感じました。


9月8日。記録的豪雨当日の夕方の空です。PM5:35の時点ではふつうの曇り空ですが、西から雲が切れたPM6:17の方は、箱根の稜線を越えてきた夕日が雲を照射して幻想的な色あいに。写真の色は、ほぼ実際に目でみた色と同じです。