シマノ社製 パラソル万力

 昨日は、へらパラソルを紹介しましたが、パラソルだけでは使えません。パラソルをどこかに固定するための万力が必要になります。
 万力は無骨な外観のものが多いなか(だいたい「まんりき」という名前からして洒落っ気なし)、さすがはバイシクルコンポーネントのトップブランド。シマノが作るとこうなりますよ、という洗練された曲線と、手触りのいいレバー類。万力でありながら、たいせつに扱いたくなる万力です。
 パラソルって釣り台の角木に固定するのかと思っていたら、風ですっぽ抜けて飛んでいきそうになったので、ホームセンターでゴム板を買ってきて、釣り台に直接固定することにしました。独学でへらぶな釣りをやっているので分からないことばかりです。いまだにヘラブナ用の仕掛巻きの使い方が分かりません。インターネットや本で調べても、パラソルの固定のしかたとか、仕掛巻きの巻き方とか、そんな基本的なことはなかなか出てこないのです。
 さて直付けしてみて、強い風でもなんとか持ちこたえるようにはなりました。この万力の固定力は・・他のを使ったことがないので比較できませんが、本気で締めこまないと、やはり強風だと動いてしまいます。写真の場所は千葉県の坂田ヶ池です。





 この日はけっこうでかい鯉が釣れて焦りました。短竿なので、ほとんど竿を持っていかれる寸前で、タメがゼロの状態。2尾目もアワセに成功したのですが、やはり鯉だったらしく、ハリスを切られてしまいました。
 地元のヘラ師さんによると、釣りでは鯉5尾に対してヘラ1尾の割合とか。
 ヘラ師の人たちは鯉が釣れると本気で嫌がるみたいですが、初心者の自分にはうれしい経験でした。