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耐衝撃・防水デジカメ

長らく愛用していたSANYO社製のデジタルムービーカメラも、SANYOブランドがこの世から消えていく流れのなかで、生産終了した。
HDシリーズはデジカメではなく、デジタルムービーではあるが、動画と静止画を「切り替える」のではなく、瞬間的に選ぶことができる直感的かつ卓越した操作性によって、「デジカメ」としてもこれ以上使いやすいものはないと断言できる名機だった。

●写真:HD1000と、その後継機HD2000


この操作性を期待して、防水モデルとして購入したのもSANYOのXactiシリーズだったが、HDシリーズとは比べものにならない操作性の悪さでがっかりしたのを覚えている。ボタン類の操作感がリニアではなく、これは防水機構上しかたのないことなのかもしれない。これを使いつぶしてからは、しばらく防水カメラは欠番の状態がつづいた。


それが先日、落としてもだいじょうぶな耐衝撃の防水カメラが出たと新聞に出ていたことから、カメラに興味をもってきた娘用にと思って購入してみた。
うちでは初めてとなるペンタックス製。
あまり期待していなかったのだが、まず最初に手にして驚いたのが、思ったよりも小さく、薄く、軽かったこと。そして操作性がなかなかいい。防水を感じさせない軽快さである。(カンペキなタッチとはいえないが)
メニュー構成もよく練られていて、迷わず、ぽんぽんと設定チェンジができる。マニュアル的な操作はのぞめないものの、細かに区分されたシーンごとの撮影モードの切り替えが容易なので、なかなかいい写りをしてくれる。
一般的なデジカメの性能は、使う人にどれだけ向き合っているかが半分以上だと思う。どんなに高解像度なエンジンをもっていても、使う人が使いこなせなければ意味がない。そういう意味で、このペンタックス社製の防水デジカメには好感をもった。
デザイン上、安っぽくなりがちな防振・防水カメラだが、ケータイでの防水能力の向上からフィードバックを受けたのか、無骨さを逆手にとってうまくまとめている。カラビナが付属しているところもアウトドアらしくていい。じつはこれ、建築現場での電子納品にも対応したメニューをもっていて、プロ的な使い方も想定されているらしい。GPSのログ機能を使えば、調査業務等にも有効。堅牢で防水でGPS。じつはこれ、土建プロ機なのかもしれない。
欠点だが、動画機能の弱さだろう。光学的なズームはできない。あくまで水中映像など特殊な環境で威力を発揮するものと割り切りたい。



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