病気の名前

製薬会社は「薬を売るより病気を売れ」というやり方で、患者の掘り起こしをしてきた。精神科の薬の開発は、科学の衣をまとったマーケティングである。
(デビッド・ヒーリー)

そういえば、さいきんは何かと病気の名前が増えた。
新しい病名を創出すれば、処方ができる。処方ができれば薬を売れる。けっきょく、そんなケーザイ力学も動いているのかもしれない。
禁煙だって健康保険扱い。喫煙も立派な「病気」という時代。
「ケータイ依存症」にも立派な処方箋が渡される日がくるかも?