石垣山の環境が激変

小田原に移住して以来、ランとチャリのホームコースとして愛してきた石垣山。登坂累計は1000回を越える。
しかし2011年に工期が遅れに遅れていた国道1号線との接続道路が完成。交通量が増えて走りにくくなるかと思っていたが、思ったほどではなく、ほっとした。
ところが最大の伏兵が思いも寄らないところにいた。年の暮れに東京の有名なパティシエが山頂に農場つきレストランを開店。これに合わせてなぜか市が山頂の駐車場とトイレを全面整備。
河津桜とコスモスがきれいだった土の駐車場は、コンクリートの壁で仕切られた完全舗装に。がーん。


そしてこの店の開店からというもの、交通量が劇的に増えた。
なんせ道幅の狭い激坂なので、クルマが横をびゅんと通ると集中力が途切れる。以前は1往復のあいだに農耕車と1台2台とすれ違う程度だったのだが、休日などはひっきりなし。なんか練習にならないので、行かなくなってしまった。店のオープン以来、登坂するのはランニングで週1回程度。最盛期は1日チャリ4往復+ラン2往復していたものだが。

このように店の前には待ちの行列。


残念なのは、店の排水が側溝に流されているのか、汚水がたえず流れていて、ランニングしていると、どぶ臭い。厳寒期でこれだから、夏場はどうなることか。害虫の大量発生も心配だ。クワガタやカブトムシのとれる山だったのだが。


【FINEPIX X10作例】石垣山にて撮影