迫力ある予感

中学校では、地震雲の大家として周囲からうさんがられている娘。
ゴールデンウィーク最終日は友だちと富士急ハイランドへバス旅行に行く予定になっていて、バスのチケットまで入手していた。
それが前日になってとつぜん、
「いやな予感がする」
と言いだし、優柔な娘にしてはめずらしく断固として中止を主張。


娘ひとりだけならまだしも、「いやな予感」だけで友だちもよく納得してくれたものだと思ったが、友だちの方は、
「巫女さんのまどちゃんが言うと迫力ある」
と、すんなり中止を受け入れてくれたという。


翌日は関東一円は大荒れの天気で、竜巻被災は海外ニュースにも。
思わず顔を見合わせ、「巫女さん、あなどるまじ・・」