漁夫の主力機材


6月のなかばに、集合住宅カヤッカーの心強い味方であったCAPTAIN STAG社のインフレータブル(いわゆる空気を入れるやつ)カヤックコンバーチブル13」がパンクして出漁できなくなった。
すぐに横浜のカヤックショップへ修理に持ち込んだが、パンクした箇所がゴムの合わせ目のところだったため、修理可能かは微妙な回答。場合によってはチューブまるごと交換になるかもしれないとのこと。
エアチューブがムキだしのタイプではないので、外からの衝撃や擦れには強いのだが、たたんだり展開したりを日常的に繰り返す漁のようなヘヴィユースにはむかないようだ。あくまでもシーズンに数回出すといったレヂャー用とわりきった方がよさそうである。
後日、電話連絡でチューブ交換で部品代18,000円とのこと。これはこれで家族レヂャーにはもはや不可欠のアイテムとなっているので、迷わず修理を依頼した。
インフレータブルカヤックとして、この艇ほどオールマイティに使えて、しかもカッコいい艇はないと思う。パンクは痛かったが、用途が間違っていたと割り切る。しかしながら部品の都合でわるければ三ヶ月ほどかかるらしい。ああ、夏が終わってしまう・・。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エアフレーム2コンバーチブルポンプ付 レッドコンバーチブル MC-1418

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エアフレーム2コンバーチブルポンプ付 レッドコンバーチブル MC-1418


漁は漁として割り切った艇を
漁であるから、基本は家の前の海にしか入らない。妻子を連れて行くこともない。
よって運搬性は割り切る。
耐久性重視でポリエチレン樹脂製の、一人乗りシットオントップ艇。
これなら、ハイエースの荷室にがこんと放りこむだけ。クルマの背面にスペースがとれない状況を想定して、サイドのスライドドアからも入れてみる実験をしたところバッチリ。


これを担いで国道を歩き、海岸への階段を上り降りするのはなかなかつらいが、固いものを肩の痛みに堪えて担ぐのは、神輿の担ぎ手としての鍛錬にちょうどよいと割り切る。


インフレータブル・カヤックのときは、手入れとか、たたみ方に気をつかったが、新艇で必要なのは気合と筋力だけである。波が高くなければ平日は毎朝でも漁に出ることができる。ただし土日祝はお休み。漁夫だからね。