映画
維新の会の橋本さんが風俗発言でたいへんそうである。 浮沈激しく、小さなことが大局をひっくり返す、その連続が政治。 『ライアーゲーム〜再生〜』 政治ゲームとは何かの寓意化された本質がここにあり。 一見、感情的で愚かに見える行為でも、実はあとで大…
原作を読んだあとに映画を観ると、びっくりする。 換骨奪胎という言葉を実感した。 家族構成と家族の名前、家庭教師が出てくること以外は、ほとんどまったく別物の作品。シーンも原作にはないシーンがほとんどだし、セリフもそうだ。松田優作演じる家庭教師…
闇は純粋だ。濁ることなく、美しい。 マンガ原作のアニメ化。ほとんどのスタッフが日本人のなか、なぜか監督が外国人。 大阪と東京とアジア各都市の下町をミックスしたような宝町が舞台。町が放つ猥雑でまがまがしくも、どこか懐かしい香りが主人公というべ…
瀬尾まいこの原作がよかったので、妻と映画の方も観た。 細君は原作を読まずにいきなり映画からだったが、泣いていたのでよかったんだと思う。 長い原作に対して映画の省略のやりかたが絶妙で感心した。省略を越えて「象徴」なのだと思った。映像ならではの…
ばらばらで崩壊した家族が、のっぴきならぬ旅に追い込まれ、旅を通じて家族の姿を取りもどしていくという、コメディタッチのロードムービーの定型。とんちんかんなダメ父がもたらすどたばた、途中で壊れるワーゲンバス、急死するおじいちゃんなどの事件など…