御油宿からつづく松並木に気をとられているうちに、すぐに赤坂宿に到着しました。
【36】赤坂宿へ(愛知県豊川市)
赤坂宿は広重の絵では、御油宿と同じく景観ではなく風俗がいきいきと描かれています。
いまだに宿として営業している大橋屋。
まさに街道情緒。こんな宿に泊まって、たそがれの二階窓から街道を行く人々をのんびり見下ろしてみたいなあと思っていたのですが、いざ現地に立ってみるとイメージとちがっていてちょっとびっくり。なぜびっくりしたかは・・行ってみてのお楽しみ。
赤坂宿の景観と案内板の写真を何点か。案内板は画像を拡大すると字も読めると思います。たぶん。
赤坂宿を過ぎ、藤川宿の手前1里に本宿村の史跡をつづった看板。
国道1号バイパスの歩道に、冠木門跡の史跡。
冠木門からまもなくバイパスと旧街道が分岐。右がバイパス、左が旧街道。
このあたりは「東海道ルネッサンス」と称して、地域ぐるみで旧街道の情緒復活をめざしていました。
【37】藤川宿へ(愛知県岡崎市)
広重の絵では雪景色でたっぷりです。
【38】岡崎宿へ(愛知県岡崎市)
岡崎は徳川家康のゆかり深く、宿場というよりは城下町。今も整然とした地方都市の風格です。
広重の絵では、手前に川が流れていますが、矢作川でしょうか。川向こうに岡崎城、遠景に山が見えます。西から東を見て描いたのでしょうか。下の写真は東から西を見ています。なので山なみは写っていません。
二十七曲がりというぐらい東海道も市内の道を屈曲していますが、ていねいに案内板をたどれば迷うことは・・といいつつ、やっぱり途中で旧道を見失ってしまいました。
黒い壁が迫力の岡崎城。城下の公園も美しく整備されていました。
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