こじんまりとした横浜の上海料理店内。中国語放送のニュース番組が、鳩山首相の辞任を告げていました。
この中華料理店、さいきんちょっと気に入っていて、今回で三度目。京急日ノ出町駅から数分のところにありますが、この日は電車+チャリで行きました。
私は横浜中華街の方は行ったことありませんが、お店の女主人リリーさんの話では、中華街の中華料理はほとんど日本人向けアレンジがされているそうです。この店は妥協なし、アレンジなし、コビなし、の、本気中華とのこと。
店のつくりは素朴そのものというか、ふつうの家庭料理屋さん風。立地がすごくて、川の横で風は涼しいけど、隣のビルが・・。このあやしげな立地もまた、隠れ家的な演出? ってわけじゃないか。
トレンクル号とお店の女将リリーさん
このお店に行くとき楽しみにしているのは、しじみとくらげとかえる。
北は天塩や十三湖、西は宍道湖まで、名産しじみ食いツアーをやったこともあるしじみ好きですが、ナマで食べたのは、ここが初めて。さいしょはちょっとクセが強くて「むむむ」と、しじみ好きの自信が揺らぎかけたものの、後日、尾をひくようにまた賞味したくなってきました。
いちど慣れてしまえば、ナマしじみの強壮感はたまりません。
くらげは、スーパーで売っている茶色っぽい中華クラゲを想像していましたが、ぜんぜんちがっていて、白くて透き通るようなクラゲと薄切りのキュウリの色合いがとても涼味あふれる料理でお気に入り。
かえるは最初は料理名が読めなくて、鳥の唐揚げかと思って食べていたんですが、あとからカエルと教えられて、初めてのときはのけぞりました。
でもこれ、味はすごい美味。鳥の唐揚げ大好きですが、鳥より美味いかも。
さいきんはカエルの養殖やりたいなと妄想するほど、カエルイーターになっています。でも女主人によると、やっぱりこれは食べるだけにしておいて、そのものは見ない方がいいよ、と。
この日は、有名な会計士の先生が来店していました。著作が二十冊もあるそうです。
おぉっ・・先生のテーブルにも「しじみ」と「かえる」が。
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