小田原・北条五代祭りでの御輿パレードでは、われらが居神神社は５基の御輿群のしんがりをつとめた。
強さでは１基目の松原神社が有名だが、居神だって劣らぬ迫力。
松原は左右にかつぎ棒がのびた４点棒で、大人数がとっつけるから、「とぶ」ときのスピードは随一。しかし人数が多い分、全体を統一させるのも難しそう。指揮官である「宰領（さいりょう）」の腕の見せどころである。
これに対して居神は前後２本だけの２点棒。機動性は高いが、とっつける人数が少なく、かつぎ手への負荷が大きい。
また２点棒の特徴を生かして、左右に大きく御輿を振る「あおり」も居神ならではの魅力。
御輿を前後左右から取り巻き、全体の流れと動きを制御する宰領のみごとな動きにも注目。
