残業を認めることは、効率の悪い働き方を改善する絶好の機会を奪うのと同じだ。
(トリンプ・インターナショナル元社長)
残業は趣味でやる分には楽しい。誰もいない深夜のオフィスで、だらだら仕事するのは、なかなかの贅沢である。しかし会社にとっては損失かもなあ。
「educaiton(教育)の語源はラテン語で引き出すという意味だという。私はずっと、指導を空のコップの中に何かを入れるものだと思っていたけど、違った。中に入ってないと引き出せない。だから、選手に気づかせてやればいいんだと」
(岡田武史・元サッカー日本代表監督)
「気づき」を消費者に与える「気づきマーケティング」全盛の時代。確かに消費者を「educate」することが、新たな需要の創造につながっている。消費者の潜在的な購買の種を「引きずりだす」のだ。こわ。
「振り返ってみれば、お笑いの立ち位置はこの20年で大きく変わった。(中略)かつては芸能界でも下位とみられ、だからこそアウトサイダーとして社会に鋭く光を照射していたお笑いが、今ではメインの立場をとらされてしまったのだ。」
(佐々木俊尚 ジャーナリスト)
上りつめたお笑い芸人、総理大臣より偉そうだもんなあ。
「わたしたちのようなオネエは世間のガス抜き役としてメディアで重宝されているのよ。だって、わたしたちが危ないホンネを言っても、『オカマが言ってるんだから』で済まされちゃうでしょう?」
(ミッツ・マングローブ/女装家)
危ないホンネ、なかなか言えなくなったよなあ。殿様に危ないホンネを言えたのは、家老じゃなくて、道化だったとか、先日亡くなった山口昌男の論を思う。
- 作者: 山口昌男
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/04/17
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (21件) を見る