復古調販売機

 いつも利用している青物町商店街のひなびたスーパーマーケットの店の前には、木製のベンチが置いてある。
 買い物をしたあと、いつもここで娘とジュースを飲む。小田原はなぜか100円の格安販売機が多い。
 最近、ここの販売機が昔ながらのビンの販売機になった。ビンを洗って再利用するタイプだ。
 飲料はビンから250mlカンへ変遷し、350ml→500mlと大容量化の道を進んだが、ここ数年はタイニーカンやミニペットボトルなど容量の最適化の波が顕著だった。タイニーカンが出たときは、量が激減したことに、びっくりしたが、今ではすっかり慣れた。
 こういう新しい流れは、いつもコカ・コーラ社が牽引しているような印象がある。
 そしてついに昔のビン、である。容量は200ml前後。(なぜか品物によって容量が微妙に異なる)
 この流れが広がっていくのか、それとも、ただの気まぐれなのか、コカ・コーラ社の戦略が知りたい。