チャリヘルで、エディ・ローソン降臨!

 オートバイク用のヘルメットは、今でも使っているジョン・コシンスキー(ケニー・ロバーツの流れをくむデザイン)をはじめ、ケヴィン・シュワンツやフレディ・スペンサーウェイン・レイニーを被ってきた。どれもヘルメットデザイン史上の画期点であり、その戦績と伝説とともにデザインの伝統として現在にまで形を変えて受け継がれている思い出深いカラーリングだ。
 そんな中でも、これぞ究極と思ったのは耐久レースで見たエディ・ローソンの断崖ヘルメット。(四輪用がベースとの噂で物議を醸した)
 シンプルでパワフル。
 あまりの素っ気なさに、最初見たときは「へんなの」と思っただけだったが、時間が経過するほどじわじわと魅力が増し、二十年たった今でも熾火(おきび)のように胸の奥底を焦がしつづけているカラーリングだ。
 発売されることはなかったので所有したことはなかったが、このヘルメットにしても、エディ・ローソンという伝説性のきわめて高い人物像と切り離せないだけに、レーサーレプリカヘルメットの宿命ともいえる「乗るオートバイクのメーカーが限定される」という難問も、彼の類をみないチーム遍歴によって、カワサキ、ホンダ、ヤマハ、ドカティまで、どれに乗ってもエディのヘルメットは輝きを放つであろう。
 いつかカスタムペイントショップに依頼して製作したい。
 それが先日、たまたま目にしたチャリ用のヘルメットで・・激震
 これぞエディ・ローソン絶壁メットの再来である。
 しかし、なんなんだこの値段は!?


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