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興津宿〜府中宿(バトルツアー東海道五十三次)

 梅雨の晴れ間。例によって徹夜のまま、今回はクルマで出陣。
 興津駅前駐車場にクルマを停めて午前6時ランニングスタート。
 今回は府中宿(静岡駅前)までの18kmと短い市街地ステージ。見るべきところも少なそうだし、軽量ザックでスピードランニングで駆け抜けることにする。

 興津近辺はバイパスと平行して、しっとりとした旧道があり、ほどなく清見寺の山門が見えてくる。

 清見寺は徳川家康が幼少期を過ごした寺でもある。家康はここで何を見たのだろうか。



 細井の松原から旧道に入る。一本の松と案内板が道の股にある。旅人の心を癒すべく幕府の命で植えられたという206本の松原も、今はこの1本を残すのみ? 旧道はまもなく商店街に入る。江尻宿だ。今はふつうの商店街。往時のおもかげはない。


 江尻宿を通過したあと、いったん国道1号を横切り、再び旧道へ。途中、東海道案内板が2つ。クルマはもちろん、チャリで走っていても見落としそうだ。この案内板がなければここが旧東海道とは誰も分からないだろう。やがて街道は幹線道路へと合流していくが、ここでたぬきと一里塚。ほどなく草薙(くさなぎ)神社の大鳥居。道行く人にとってはただの日常風景。なにごともなかったかのように人もクルマも過ぎていく。


 東海道本線をまたいで国道1号に合流。このへんはほんとにただのバイパス道。スピードを上げてひた走る。
 午前9時に静岡駅着。ここが府中宿だ。静岡という名前は県の名前でもあり、県庁所在地の名前でもあるが、東海道で静岡という名称は出てこない。江戸幕府の家康のゆかりの深い地であるだけに、明治政府が否定の意味を込めてまったく新規の名前をつけたのだろうか。そんな想像をしながら興津駅まで電車でもどり、クルマで自宅に帰還した。


駿府城



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