「日本は強力な軍事国家になるべきだ」と石原慎太郎。当然、徴兵制も。
福祉国家のイメージが強いデンマーク。実は徴兵制があると聞いて驚いた。
第二次大戦で戦わずドイツに占領された「恥」が今なお国民感情に残り、自由を脅かす「敵」を倒すために世界に派兵することが国民の誇り。しかしその誇りに対し、美しい戦争などないとデンマーク軍のアフガン派兵を描いたドキュメンタリー映画「アルマジロ」。
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43歳になった。
今年はベイトキャスティングリールとパックロッドでの釣りをはじめた。
このスタイルは中学生以来だから30年ぶりだろうか。
あのとき、小遣いを貯めて買ったリールがダイワの進化系ベイトキャスティングリールだった。マグサーボというそのリールは電磁誘導を使ったテクノロジーの塊で、ショーウィンドーの中のそいつは光り輝いていた。本物は買えなくて、シリーズの廉価版が出たときに、喜びいさんで釣り具屋に走った。今でも持っていて、僕の持っている中でもっとも古いもののひとつになっている。
30年後、ダイワは電磁誘導のテクノロジー系の最新型リールを出した。先月、その廉価モデルが出たので、思わず買ってしまった。合わせて3000円のパックロッドも買った。つくりの安っぽさが、中学生のときを思いだして、なんとも懐かしい。というか、今どきの今どきの中学生(釣りをする希少な中学生)は、パックロッドなんかじゃなく、ちゃんとしたワンピースロッドを持っている。
今ではベイト用のパックロッドという商品自体が絶滅危惧種となっていて、3000円ながら良い物があってよかった。
ここ3年ほど管理釣り場ではなぜかめっきり釣れなくなったイワナ系の魚を狙い、雨の中、この道具とミノーという小魚を模した原始的なルアー1つだけで雨の中、3時間。
ついに岩陰から飛び出してきたイワナ系のブルックトラウト。
陸にあげ、カッパからケータイカメラを出そうとあたふたしていたら、するりと水の中に逃げていった。やむなく絵となった。
ベーシックギア バススパートコンパクト ベイトロッド CP60C
ダイワ(Daiwa) T3 MX 1016H-TW 860727
エンジンつきチャリというべきか、ペダルつきオートバイというべきか。
motopedという。20万円ぐらい。
ナンバー取得は無理だけど、ペダルで漕ぐ分には、公道もいけるのだろうか。
残業を認めることは、効率の悪い働き方を改善する絶好の機会を奪うのと同じだ。
(トリンプ・インターナショナル元社長)
残業は趣味でやる分には楽しい。誰もいない深夜のオフィスで、だらだら仕事するのは、なかなかの贅沢である。しかし会社にとっては損失かもなあ。
「educaiton(教育)の語源はラテン語で引き出すという意味だという。私はずっと、指導を空のコップの中に何かを入れるものだと思っていたけど、違った。中に入ってないと引き出せない。だから、選手に気づかせてやればいいんだと」
(岡田武史・元サッカー日本代表監督)
「気づき」を消費者に与える「気づきマーケティング」全盛の時代。確かに消費者を「educate」することが、新たな需要の創造につながっている。消費者の潜在的な購買の種を「引きずりだす」のだ。こわ。
「振り返ってみれば、お笑いの立ち位置はこの20年で大きく変わった。(中略)かつては芸能界でも下位とみられ、だからこそアウトサイダーとして社会に鋭く光を照射していたお笑いが、今ではメインの立場をとらされてしまったのだ。」
(佐々木俊尚 ジャーナリスト)
上りつめたお笑い芸人、総理大臣より偉そうだもんなあ。
「わたしたちのようなオネエは世間のガス抜き役としてメディアで重宝されているのよ。だって、わたしたちが危ないホンネを言っても、『オカマが言ってるんだから』で済まされちゃうでしょう?」
(ミッツ・マングローブ/女装家)
危ないホンネ、なかなか言えなくなったよなあ。殿様に危ないホンネを言えたのは、家老じゃなくて、道化だったとか、先日亡くなった山口昌男の論を思う。
当ブログの「こだわり逸品」のカテゴリを独立させ、新ブログ「カイゼン生活」になりました。
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娘の中学校の卒業式に参列するため、細君の実家の両親がうちにやって来る。
なので、めでたい大鯛でも釣り上げてやろうと早朝3時に起きて気合の出漁。が、大鯛どころか、今年初のノーバイト、ノーフィッシュ。肝心なときにワーストな結果しかだせないようでは漁師失格である。
こっそりスーパーで鯛を買ってこようかと思ったが、娘は養殖ものと天然ものを即座に見破る。むむ、変な知恵をつけるんじゃなかった。確実に結果を出すべく、管理釣り場へ。
大鯛がマスになってしまった。しかしこやつ、いまひとつめでたい感じがしない。やむなく逃がした。
けっきょく獲物なし。
ただ、自ら考案した毛鉤(けばり)のテストができた。バスフィッシングのワッキーリグというのをヒントに、染色した鹿のなめし革をワッキーな感じに手芸したのである。娘には「釣れなさそう」と言われたが、なんの、しっかり結果をだした。
下はたくさんある古い鹿の毛をとにかく消費したくて作成したもの。もちろん自ら考案。釣れると思う。たぶん。しかし、ちゃんと浮くだろうか。まだ試していない。
あ、祝いの魚、どうしよう。