人生初のスクーター

38歳にもなって、生まれて初めてスクーターを所有することになった。流行の大型スクーターではなく、ただの原付である。しかも台湾製。
中年もベテラン域に入りつつあるというのに、いまだに未採掘の「しょーもない人生初」が埋蔵している。例えば「初海外旅行」「初ボーナス」。これはまだ当分、先か。


ハスクバーナSM610は近年にしては相性のいいオートバイクでよく乗ったが、新しい駐輪場に月内に移動しなければならない事情もあって、まあ、駐輪場が屋内になったことは喜ばしいことだったんだけど、スペースが小さすぎて、肝心のハスクが収まらない・・。
オートバイ専用駐輪場ということで月額1000円を払うのだが、完成してみれば、どうみても原付用である。ハスクの寸法的には事前に駐輪できるでしょうということだったのだが、実際に入庫してみると、かなり無理。両隣に車両が入れば確実に出し入れ不可能。


というようなこともあり、即日、なかばやけ気味に台湾製の原付スクーターに買い替えたわけである。
マジェスティ125にしようと思っていたのだが、長すぎて駐輪場に入らなさそう。
アドレスとかの小さいスクーターが現実的かと思いきや、娘がゴールドウィングに乗りたいといいだして(彼女にとってはゴールドウィングもスクーターとして分類されているらしい)、要するに背もたれがついているやつならいいだろうということで、排気量はゴールドウィングの15分の1、値段も10分の1だけど、写真のスクーターとなったわけである。